本法人では、現代に相応しいカウンセリングを様々な視点から追及することを意図して、年間テーマを設け具体的、計画的に各種研修を企画・運営するようこころがけてまいりました。
コロナ下にあった2022年度は「ニューノーマル時代のカウンセリング」、翌年度は「カウンセリングの情景」を年間テーマとし、特に「情景」では、もともと意味するところである「人間の心の働きを通して味わわれる、景色や場面」とカウンセリングを重ね合わせながら、私たちはどのような景色や場面を体感しているのか探究しました。そこから見えてきたキーワードが「多様性」です。過去の研究を明確化することも含め「多様性に活きる(※)カウンセリング」を2024年度にテーマとしましたが、とても興味深いご講演が続き、引き続き今年度も継続学習・探究することといたしました。
(※)「活きる」と「生きる」双方を意味する言葉として、そして「活(生)かす」ことも含めて用いる。
不安や恐怖は、人間の行動を阻害する要因であることは想像できますが、それらを乗り越えることにより成長することが期待できるとする考え方も存在し、分野を超えて多様性をとらえ、カウンセリングとの関係性に注目してきたここ数年の取り組みをしっかりと振り返り、私たち自身が成長することを願っています。
なお、年間計画策定にあたり、本年間テーマを前提とすることは元より、効果的な受講形態を第一として、会員及び一般受講者による『公開講座』は「オンライン形式」、『夏期合宿研修会』『現代研鑚塾(会員限定)』
は「対面形式」として実施します。これらもニューノーマル時代を意識した、「カウンセリングの情景」であり「多様性に活きるカウンセリング」の具現化と、ご理解いただければ幸甚に存じます。
理 事 長 拓殖大学政経学部・教授 小澤 貴史

平成29年のNPO法改正により毎年度の貸借対照表の広告が必須となりました。そのため下記の通り公告します。
